急に涼しく(寒く?)なってきました。

日本は四季のうつろいが素晴らしかったですが、
最近は、気持ちの良い秋の日々を楽しむことが、できなくなってきましたね。

今日は午前中、近くのスーパーまで買い物に出かけましたが、
コートを羽織らないと、寒いくらいでした。

「栞の会」も、毎回新しい人の参加がありますが、
今日も、越谷支部から新しい人が参加してくださいました。

今まで開催時間は13:30でしたが、参加人数も増えたこともあり、
13:00から開催いたしました。

13:00からだと、少し早いかと懸念されましたが、
参加された方の意見を伺うと、夕方遅くなるよりはよい
という意見が多かったです。

これからは、13:00開催にしたいと思います。

さて、今日のご報告です。

今度生まれたら
内館 牧子
講談社
2020-12-03
紹介者:T.Yさん


70代夫婦の物語。随所に共感出来るところがあり、
威勢の良い文章に惹かれ、読み進むことができます。



紹介者:T.Yさん


ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)
近藤 史恵
東京創元社
2015-02-27
紹介者:T.Yさん


マカロンはマカロン (創元推理文庫)
近藤 史恵
東京創元社
2020-07-30
紹介者:T.Yさん

下町のビストロで繰り広げられる物語。 三部とも同じ設定です。
シェフがお客の謎を解き、毎回美味しそうなお料理が登場し、簡単に読めます。
テレビ東京で放送された「シェフは名探偵」の原作本です。

紹介者:M.Kさん


紹介者:M.Kさん


娘のトリセツ(小学館新書)
黒川伊保子
小学館
2020-10-01
紹介者:M.Kさん


女帝 小池百合子 (文春e-book)
石井 妙子
文藝春秋
2020-05-29
紹介者:M.Kさん


ある一生 (新潮クレスト・ブックス)
ゼーターラー,ローベルト
新潮社
2019-06-27
紹介者:M.Sさん

 1年程前に最初に読んだ時はさっと通読しただけでしたが、
今回、「栞の会」の報告の為に再読して、読み進むごとに魅了されました。
再読して良かったと思われる本です。

 作者はオーストリアの人、俳優、脚本家の後に本格的作家へ。この本は2014年刊行。

  舞台はオーストリアのアルプス地方。

あらすじは、貧しく質朴そのものの主人公アンドレアス・ネッガーの
およそ80年に及ぶ一生を、20世紀という時代(素朴な山村の観光開発と戦争体験)を
背景に淡々と書いています。

  本の出だしは、若いネッガーが、衰えて瀕死のヤギ飼いを山の小屋から背負って
村を目指して下る場面から始まり、終わりは、年老いて衰えたネッガーが、
山の斜面の小屋で自然を肌に感じながら静かに過ごし、 冬の夜、テーブルの前に一人座って、これからの数日間でやることを考えながら、 ゆっくりと頭が垂れて死を迎えます。

 ロープウェイ建設の労働現場、マリーへのプロポーズ、雪崩による彼女と住処の喪失、
シベリアでの抑留、観光客への山岳ガイドなどの彼の一生・・・。

 自然、老い、死の、丁寧だが、さらっとした描写が心に残ります。



シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
ハインリッヒ・シュリーマン
講談社
1998-04-10
紹介者:M.Sさん

 安倍政権以後に目立つようになった官僚の退廃(忖度、饗応、その他諸々・・・)を
見聞きする度に、この本がちらっと頭をかすめます。
古い出版ですが、付録で紹介しました。

 シュリーマンは1871年のトロイの発掘で有名ですが、
それ以前、1864年に世界漫遊に出かけています。
その好奇心と詳細な記録に驚きます。
清朝末期の混迷した中国の後に、1865年に江戸末期の日本を訪れます。
日本上陸の際の税関の官吏や護衛の侍の毅然とした態度を記しています。



暮らしの手帖2021年10月号、11月号 PP.88ー95
紹介者:M.Sさん

「また旅 第11回 アントニン&ノエミ・レーモンド」岡本仁記 

これも付録の紹介です。

 この記事の中で、高崎の群馬音楽センターと井上房一郎の旧居も紹介。
高崎は近いですし、女子大ゆかりのレーモンドの建築を訪れてみるのも如何でしょう。
「音楽センター」は貸し切り等で内部を見学出来ない日があるので、
前もって電話で確認が必要です。

 


ま・く・ら (講談社文庫)
柳家 小三治
講談社
1998-06-04
紹介者:Nさん


野鳥 観る撮るハンドブック
堀内洋助
東京新聞
2019-10-24
紹介者:K.Nさん


世界は宗教で動いてる (光文社新書)
橋爪 大三郎
光文社
2013-08-02
紹介者:Nさん


愛と哀しみの果て [DVD]
マイケル・キッチン
ジェネオン・ユニバーサル
2012-04-13
紹介者:N.Sさん


Out of Africa 愛と哀しみの果て (スクリーンプレイ・シリーズ)
Kurt Luedtke
フォーインクリエイティブプロダクツ
1991-10T
紹介者:N.Sさん


アフリカの日々 (河出文庫)
イサク・ディネセン
河出書房新社
2018-08-04
紹介者:N.Sさん


おばさん四十八歳 小説家になりました
植松 三十里
東京堂出版
2013-12-10
紹介者:A.Oさん


歴史小説家 植松三十里さんがどの様にして小説家となり、
そのキャリアを積み重ねてきたかが率直に書かれています。
また、小説が完成するまでの秘話も散りばめられていて、
なるほどこうして小説は誕生するのだなと興味深く読みました。


黍の花ゆれる
植松 三十里
講談社
2005-06T
紹介者:A.Oさん


 西郷隆盛が奄美大島に幽閉されていた時代を支えた
「島妻」愛加那の生涯を描いた小説。
奄美大島の風土や風習、その時代の空気とともに、
愛加那の真っ直ぐで強く潔い生き方が描かれます。
それは黍の花に託して西郷隆盛が愛加那に望んだ生き方でもありました。
いずれ別れる相手でありながら心を込めて尽くし、
一男一女を授かるも、長男は9歳、長女は15歳で鹿児島の西郷の元に送り出し、
自分は、生涯、奄美大島を離れず、
遠くにありながらも西郷を愛し、子供たちを案じ続けました。


猫と漱石と悪妻 (中公文庫 う 29-4)
植松 三十里
中央公論新社
2016-08-19
紹介者:A.Oさん


漱石と鏡子夫人の波乱万丈の家庭生活が鏡子夫人の目を通して描かれています。

Tuesdays with Morrie―モリー先生との火曜日
ミッチ アルボム
南雲堂
2008-02-01
紹介者:A.Oさん


かつての大学時代の恩師モリー・シュワルツ教授が
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていることを知った
ジャーナリストのミッチ・アルボムは16年ぶりに恩師を訪ねる。
これは死を前にしてモリー・シュワルツ教授が愛、社会、家族、老い、許し、
そして死などについて教え子ミッチ・アルボムに語った
ふたりのだけの授業の記録です。
それぞれの章に教訓や大切な教えがあふれています。

初版から20年後につけ加えられた後書きに、
お見舞いに訪れた人たちがモリー先生と会話する中で
自分の抱える問題について話し、涙し、
逆に励まされて帰るというエピソードが紹介されます。
重い病気を患っているのだから励ましだけ受けて、
人の話など聞かなくても良いのではという
ミッチに対してモリー先生は
Mitch, why would I take like that?  
Taking just makes me feel like I’m dying. 
Giving makes me feel like I’m living.  ” Giving is living “ is more than something
.
と話します。
実際にミッチもモリー先生の死後、以前よりも深く地域や福祉、
弱者のための活動に関わっていったそうです。
そういった活動が広く受け継がれていくことを知ると、
Death ends a life not a relationship.というモリー先生の言葉を実感します。


紹介者:A.Nさん


最後の将軍 徳川慶喜 (文春文庫)
司馬遼太郎
文藝春秋
2017-04-21
紹介者:A.Nさん


紹介者:A.Nさん


ザリガニの鳴くところ
ディーリア・オーエンズ
早川書房
2020-03-05
紹介者:A.Nさん


自転しながら公転する
山本文緒
新潮社
2020-09-28
紹介者:K.Oさん


本所おけら長屋(十五) (PHP文芸文庫)
畠山 健二
PHP研究所
2020-09-25
紹介者:K.Oさん


本所おけら長屋(十六) (PHP文芸文庫)
畠山 健二
PHP研究所
2021-03-24
紹介者:K.Oさん


定年オヤジ改造計画
垣谷美雨
祥伝社
2018-10-26
紹介者:K.Oさん


シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
ハインリッヒ・シュリーマン
講談社
1998-04-10
紹介者:S.Mさん


アフリカの日々 (河出文庫)
イサク・ディネセン
河出書房新社
2018-08-04
紹介者:S.Mさん


バベットの晩餐会 (ちくま文庫)
イサク ディーネセン
筑摩書房
1992-02-01
紹介者:S.Mさん


ヒロシマ 〈増補版〉
ジョン ハーシー
法政大学出版局
2014-05-30
紹介者:S.Mさん


紹介者:H.Yさん

多くの食品を輸入に頼っている日本で、
多国籍企業が裏にいるアメリカの貿易圧力で
小麦や大豆の残留農薬の数値がどんどん緩和されました。

日本では収穫物には使わない発がん性のあるグリホサートが発芽を抑制するために
直接まかれた小麦が輸入され食卓に上っています。

ホルモン剤を大量に投与された牛肉はEUでは輸入禁止になっていますが
日本にはたくさん輸入されています。

消費者と農業者の利益に反する種子法・種苗法の改悪や、
安全性に問題のあるゲノム編集食品の話や、
農業が続けられなくなるような農業政策の話など、
この先大問題になる様々なことを警告しています。

紹介者:H.Yさん


10年前に出た本で「新型インフルエンザ」への対応を総括しています。

インフルエンザにたいていの場合、ワクチンもタミフルも必要ないのに、
マスコミなどの歪んだ報道でタミフルなどがたくさん処方されました。

薬に関しては売れば儲かる、出せば儲かる、という側面があるので、
本当に患者のためを思うと出さないこともあると思います。

新型コロナ禍のいま、マスコミなどの情報にまだどわされず
冷静に見極めなければと思いました。

 

紹介者:管理人A


次世代に負の遺産を残してはいけないと、強く思いました。
10年前の東北の大震災は、甚大な被害をもたらしました。
りにあ中央新幹線は、原子力発電所2~3基の電力を必要とします。
さらに、地下深く走行するために、そこを流れている水系に
どのような影響があるかは、推測の域を出ません。
国は、地元住民の意見に真摯に向き合って欲しいものです。