「栞の会」もコロナ禍のため、長い間お休みをしておりました。
紹介者:Nさん
これは、ご存知のように、先の直木賞作品です。
さすが書き慣れた方の作品で、これぞ小説、
とてもよく出来た作品と楽しんで読みました。
最初の1ページから、言葉は多くないのに、状況が明らかに読み手に伝わり、
かつて、同人誌に入って、「物語」など書いていたものにとっては
お手本のような文と思わされました。
背景には、今のこの国が抱えている問題、「災害」を大枠として触れながら、
そこに生きる人間模様を犬とにかかわりの中で、とてもうまく描いています。
とても気持ちの良い読後感を持ちました。
紹介者:Nさん
皆様ご存知、埼玉県の生んだ偉人の著書ですがお読みになったでしょうか。
私、初めて読んだ次第です。
ちなみに我が夫は会社が関係あったとかで、この作者の本を何冊も読まされたそうです。
読むきっかけは、友人(スポーツジムでの56歳の女性)から、
この本を紹介されたからです。
著者、74歳(大正2年)の時、書かれた本です。
人生訓のような、古いお説教の本と思って読み始めたのですが、
けっしてそればかりでなく、結構今の世にも通じる、
なかなか読みごたえのある内容です。
一読の価値ありと思います。
紹介者:Nさん
栞の会の方のご紹介でコロナ暇時間を利用して読み、
ホコホコ幸せな気分にさせていただきました。
紹介者:Nさん
これも栞の会の方のご紹介で、久しぶり小川洋子さんの本を手にしました。
紹介者:Nさん
紹介者:Nさん
イスタンブールが1453年に陥落、その後海賊が暴れ回るイスラム教徒とキリスト教徒の攻防は
1830年にフランスがアルジェリアを植民地にするまで続き、
あらゆる海賊行為の厳禁を決めた「パリ宣言」が締結されたのが1856年。紹介者:Nさん
上記の本に引用されていたので、手に取りました。紹介者:Nさん
テレビで「すぐ死ぬんだから」が始まったので彼女に興味をもち読みました。紹介者:Mさん
紹介者:Mさん
岩波新書を読むと黒人が一枚岩ではなく、ハーレム-ルネサンスの頃は黒人の間にも
紹介者:Yさん
紹介者:Yさん
紹介者:Yさん
紹介者:Yさん
紹介者:Yさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Oさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介者:Sさん
紹介:Oさん
紹介:Oさん
紹介:Oさん
紹介者:Tさん
紹介者:Tさん
紹介者:Tさん
紹介者:Yさん
紹介者:Yさん
管理人A
管理人A
管理人A
まだまだ、コロナは収まる様子は見えませんが、
今回は、出席できる方は参加、ご都合のつかない方は「誌上参加」とすることにいたしました。
出席率は50%といったところでしょうか?
出席された方は、
「しばらくぶりで、皆さんとお会いして、
読まれた本の感想を、聞くことができ、楽しかった」
とおっしゃってくださいました。
これは、私の感じ方ですが、コロナも、なかなか終息しそうにありません。
このまま、ダラダラと横ばい状態が続くのではないかしら?
と思っています。
当分は、リアルで参加される方と誌上参加の方と、
両輪で活動を続けていきたいと考えています。
「栞の会」にまだ、参加されたことがない方からの、投稿も大歓迎です。
是非、管理者宛てに、本の紹介をお寄せください。
掲載していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、誌上参加の方から、原稿をいただいております。
馳 星周
文藝春秋
2020-05-15
これは、ご存知のように、先の直木賞作品です。
さすが書き慣れた方の作品で、これぞ小説、
とてもよく出来た作品と楽しんで読みました。
最初の1ページから、言葉は多くないのに、状況が明らかに読み手に伝わり、
かつて、同人誌に入って、「物語」など書いていたものにとっては
お手本のような文と思わされました。
背景には、今のこの国が抱えている問題、「災害」を大枠として触れながら、
そこに生きる人間模様を犬とにかかわりの中で、とてもうまく描いています。
とても気持ちの良い読後感を持ちました。
渋沢栄一
筑摩書房
2014-01-10
皆様ご存知、埼玉県の生んだ偉人の著書ですがお読みになったでしょうか。
私、初めて読んだ次第です。
ちなみに我が夫は会社が関係あったとかで、この作者の本を何冊も読まされたそうです。
読むきっかけは、友人(スポーツジムでの56歳の女性)から、
この本を紹介されたからです。
著者、74歳(大正2年)の時、書かれた本です。
人生訓のような、古いお説教の本と思って読み始めたのですが、
けっしてそればかりでなく、結構今の世にも通じる、
なかなか読みごたえのある内容です。
一読の価値ありと思います。
小川 糸
幻冬舎
2019-08-06
栞の会の方のご紹介でコロナ暇時間を利用して読み、
ホコホコ幸せな気分にさせていただきました。
キラキラ輝く日常を送るには、優しさと知性、
一人ひとりが同じ重みで繋がろうとする強い意志、共和国でなければならないと思いました。
一人ひとりが同じ重みで繋がろうとする強い意志、共和国でなければならないと思いました。
小川洋子
講談社
2020-12-15
これも栞の会の方のご紹介で、久しぶり小川洋子さんの本を手にしました。
彼女の発想力・想像力・表現力・筆力・作り上げる世界が素晴らしい。
ふわーっと消えていく世界がコロナ下の今にピッタリ。
彼女自身は「アンネの日記」を念頭に書いたと言っていますが、ブッカー賞残念でした。
というわけで、彼女をもっと理解したくて、
紹介者:Nさん
を読み直しました。
小川洋子
新潮社
2012-07-01
を読み直しました。
でも、
紹介者:Nさん
紹介者:Nさん
【ダイヴィングプール】は、日常に潜む心の闇を描き出すにしては
私には少し猟奇的過ぎてついていけないと思いました。
小川 洋子
福武書店
1990-08T
小川 洋子
文藝春秋
2012-09-20
【ダイヴィングプール】は、日常に潜む心の闇を描き出すにしては
私には少し猟奇的過ぎてついていけないと思いました。
塩野 七生
新潮社
2016-12-16
塩野 七生
新潮社
2016-12-16
イスタンブールが1453年に陥落、その後海賊が暴れ回るイスラム教徒とキリスト教徒の攻防は
1830年にフランスがアルジェリアを植民地にするまで続き、
あらゆる海賊行為の厳禁を決めた「パリ宣言」が締結されたのが1856年。
観光名所の今の姿からは想像できない往年の地中海でしたが、
何より頭の悪い私にとっての収穫は、
「ルネサンス」、「宗教改革」、「魔女裁判」、「新大陸発見」等が
立体的に繋がって理解できたことでした。
何より頭の悪い私にとっての収穫は、
「ルネサンス」、「宗教改革」、「魔女裁判」、「新大陸発見」等が
立体的に繋がって理解できたことでした。
会田雄次
中央公論新社
2019-03-15
上記の本に引用されていたので、手に取りました。
終戦後、現ミャンマーの現ヤンゴンにあったイギリス軍統括の収容所での
実体験を書いています。
実体験を書いています。
会田雄次はかなり右翼の論客だと思っていましたが、
知的で冷静沈着、バランスの取れたものの見方ができるお人柄が、
読みやすいこなれた文章の中に感じられ、
「文は人なり」、「文は体を表す」と言いますが、
そんな人だからこそ保守的になるのかなあと思いました。
知的で冷静沈着、バランスの取れたものの見方ができるお人柄が、
読みやすいこなれた文章の中に感じられ、
「文は人なり」、「文は体を表す」と言いますが、
そんな人だからこそ保守的になるのかなあと思いました。
内館 牧子
幻冬舎
2014-12-04
テレビで「すぐ死ぬんだから」が始まったので彼女に興味をもち読みました。
これが面白い。彼女の切り口で言いたい放題、私たちの世代(ウーン60~70歳)の代弁者。
源氏物語は訳本も翻案・改作本も「〇〇の巻」の枠からはみ出せないですよね。
それを取り払うとこんなにも源氏の登場人物が生き生きと描かれ、立体的な源氏の世界が現れるのだと、得した気持ちになりました。
岩波書店
2008-11-14
上記の中の4 奴隷にとって七月四日とは何か?(F.ダグラス)と
編者解説をあげたいと思います。
編者解説をあげたいと思います。
白人の聴衆に対する黒人の演説ですが実に論理的で説得力があります。
中野耕太郎
岩波書店
2019-10-19
岩波新書を読むと黒人が一枚岩ではなく、ハーレム-ルネサンスの頃は黒人の間にも
ものすごい格差社会が形成されていた事に驚きます。
そして彼らが自分のアイデンディティを含め思想的に大論争をしていたことも。
現在、black lives matter が報道されますが、
日本では共感はしても何となく人ごとというところでしょうか。
日本では共感はしても何となく人ごとというところでしょうか。
日本の報道は黒人をただただかわいそうな貧しい人々だけのように伝えますが
黒人社会は猛烈な階層社会です。
黒人社会は猛烈な階層社会です。
白人が全部豊かかというとそうでもないことを考えても容易に想像ができます。
但し比率の問題があります。
但し比率の問題があります。
大量な移民労働者(グローバル化の波)、外国人労働者への差別、
パンデミック、白人に忖度する黒人等々今の社会に似ています。
パンデミック、白人に忖度する黒人等々今の社会に似ています。
ここからは、当日参加された方の本の紹介です。
内館牧子
講談社
2018-03-15
内館牧子
講談社
2018-08-23
内館 牧子
幻冬舎
2014-12-04
垣谷 美雨
中央公論新社
2018-03-23
瀬戸内寂聴
朝日新聞出版
2019-11-13
原田マハ
幻冬舎
2020-04-08
原田 マハ
幻冬舎
2020-08-06
原田 マハ
集英社
2015-06-25
原田 マハ
新潮社
2014-06-27
原田マハ
幻冬舎
2014-02-13
マハ, 原田
新潮社
2018-06-28
宇江佐 真理
文藝春秋
2007-06-08
杉浦 日向子
筑摩書房
1996-12-01
みゆき, 宮部
新潮社
2019-11-28
みゆき, 宮部
新潮社
2019-11-28
みゆき, 宮部
新潮社
2019-11-28
川上 弘美
幻冬舎
2019-09-12
吉村 昭
文藝春秋
2004-03-12
大野 晋
岩波書店
2002-09-20
宮口幸治
新潮社
2019-07-26
原田 マハ
文藝春秋
2020-05-08
原田マハ
幻冬舎
2020-04-08
小川 哲
早川書房
2019-09-19
小杉 健治
集英社
2020-04-17
小杉 健治
集英社
2014-04-18
小杉 健治
集英社
2015-04-17
奥田英朗
新潮社
2020-02-07
林 真理子
集英社
2020-03-19
山口 恵以子
新潮社
2020-08-28
山口 恵以子
幻冬舎
2015-11-26
山口 恵以子
文藝春秋
2021-02-09
三浦 しをん
光文社
2015-03-13
葉真中 顕
光文社
2019-05-31
葉真中顕
幻冬舎
2020-08-06
ソン・ウォンピョン
祥伝社
2019-07-11
くすのき しげのり
小学館
2008-06-27
葉真中顕
小学館
2017-10-20
瀬戸内寂聴
朝日新聞出版
2019-11-13
湊かなえ
双葉社
2020-06-08